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2022 年度 実施状況報告書

電子光学的アプローチを応用したREBOA管理における新たなモニタリング法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K16595
研究機関北里大学

研究代表者

丸橋 孝昭  北里大学, 医学部, 講師 (10772478)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワードREBOA / 電子光学 / 後方散乱光強度
研究実績の概要

前年度に実施したex vivoでの基礎実験を基にして試作したREBOAカテーテルを用いて、生体(ブタ)の動的血流化で、同様の効果が得られるか検証した。また同時に循環動態モニタリングとしてのVPG精度の検証も行った。VPGに関しては蛍光灯のちらつきなどの影響もあり、かなりデータのバラつきが見られ、安定した光源の確保や適切な事前カラーサンプルの設定などさらに測定の工夫が必要であることが分かった。遮断率定量化の方は、カテーテルの破損や正中軸の偏移によるデータのバラつきは見られたものの、概ね予想通りの結果が得られた。本研究で用いた電子光学的手法とテクニックに関して、国内特許出願、さらに海外への展開も視野にPCT出願を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

すでにex vivoでの基礎研究を終え、試作したデバイスの生体(ブタ)を用いた動物実験での検証データ取得もさらなる追加実験は必要であるが一通り終えている。今後は光ファイバーを改良し、製品開発をさらに進めていく。

今後の研究の推進方策

より細径かつ迅速な遮断率定量化を目指したデバイス開発を進める。試作を繰り返しex vivo、動物実験をさらに進め、精度を高めていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

国際特許申請と論文作成・投稿のための費用として支出する予定

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] in vivoブタ大動脈における多波長後方散乱光を用いた血管遮断率推定 血液層厚み推定のためのアルゴリズムの構築2022

    • 著者名/発表者名
      田中 萌奈, 小川 恵美悠, 丸橋 孝昭, 伊藤 颯人, 熊谷 寛
    • 学会等名
      第43回日本レーザー医学会総会

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公開日: 2024-12-25  

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