IDH変異型星細胞腫およびIDH野生型神経膠腫の検体に対して、次世代シーケンサーによるコピー数解析およびp53変異解析を行った。その結果、申請者が注目している8q gainはp53のR237の変異に認められる傾向にあることがわかった。しかしながら、p53変異のホットスポットは非常に多いため、現在検体を集め、さらに解析数を増やし解析する予定である。 また、8q gainを有する群と有しない群をそれぞれの遺伝子型で分けて、発現解析を行う予定である。一部の検体は既に発現解析を行うためにcDNAを抽出した。今後はこれらに対して発現解析を行う予定である。
|