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2023 年度 研究成果報告書

大規模一般住民コホートによるキーンベック病の疫学調査 -ROAD study-

研究課題

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研究課題/領域番号 21K16662
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

下江 隆司  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (90647497)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードキーンベック病 / 疫学調査 / 一般住民コホート
研究成果の概要

手外科コホート第1-3回調査で撮影した5775枚のX線所見では49手のキーンベック病を認め、有所見率は0.8%であることが明らかとなった。第4回調査で撮影したX線所見も加え、性別、年齢、既存疾患、職業などのデータを統合し有病率を明らかにすること、また、ロジスティック回帰分析を現在分析途中である。2024年度には結果の報告を行う予定である。

自由記述の分野

手外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

キーンベック病の有病率、自然経過といった疫学調査は世界的にみても、ごく限られた報告があるのみである。大規模一般住民におけるradiographic KDおよびsymptomatic KDの有病率が明らかとなり、radiographic KDとsymptomatic KDの相違に関与する因子が判明する。 また、radiographic KDのq-DASHの推移を検討し、symptomatic KDとなりスコアが悪化していく症例では手術介入を要すると考えられ、その関連因子を明らかにすることで今後の臨床 診療において本疾患の手術適応を判断する基礎データとなる。

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公開日: 2025-01-30  

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