研究実績の概要 |
L7神経根の片側を糸で結紮した坐骨神経結紮モデル1頭で実験をおこなった。神経刺激リードを全身麻酔下で透視下におこない(Day1)、SCS刺激による behavior test(Day7)をおこなった。Rate 50Hzでパルス幅0.2msecで固定し、AMPを両下肢後面に対称性収縮が目視できるのを100%とし、その66%程度で刺激 を開始した。刺激前は患側65度、健側160度まで膝伸展が可能であった。パルス幅2.5 mS , Rate 50 Hz, AMP 0.1 mAでSCSを10 min刺激後に計測したが患側65 度、健側160度とかわらなかったため、AMPを0.3mAにあげたところ患側85度、健側160度と膝伸展の改善を認めた。この状態は刺激後15分まで確認できた。
|