ヒトの指先と相同の触覚機械受容器を持つマウスのヒゲ毛根に投射する感覚神経には、rapidly adapting(RA)、slowly adapting type 1(SA1)、slowly adapting type 2(SA2)の3種類の機械受容器が存在する。これらの触覚機械受容器は、各種カリウムチャネル遮断薬に対する感受性が異なり、それぞれ異なる電位依存性カリウムチャネルが発現していることがわかった。さらにSA1、SA2 機械受容器応答には、電位依存性カルシウムチャネルも必要であることがわかった。
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