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2022 年度 研究成果報告書

カバジタキセル耐性獲得におけるケモカインと免疫機構の作用機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 21K16728
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

岩本 大旭  金沢大学, 附属病院, 助教 (90847245)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2023-03-31
キーワードCabazitaxel / CRPC / Resistant / CCL2 / Coffee
研究成果の概要

CRPCがカバジタキセル(CBZ)抵抗性をきたす機序を解明し、新規治療戦略を構築することは前立腺癌患者の予後改善に不可欠である。RNA microarrayの結果、Long non-coding RNAであるTP53TG1がCBZ耐性化の機序に関与している可能性が示唆された。また、コーヒー含有抗炎症作用物質カーウェオールとカフェストールがCBZ耐性前立腺癌細胞株に対する増殖抑制、遊走抑制効果を持つことを明らかにした。この作用機序を解明することでCBZ抵抗性をきたす機序の解明につながる可能性が示唆された。

自由記述の分野

前立腺癌

研究成果の学術的意義や社会的意義

ドセタキセル治療後のCRPCに対してカバジタキセルは生存期間を有意に延長したが、治療後増悪までの期間は高々2.8箇月と報告されている。進行性前立腺がんに対するカバジタキセルの効果は限定的であり、カバジタキセル抵抗性のメカニズムの解明が急務である。本研究の成果をさらに発展させることで、カバジタキセル耐性のメカニズムの解明につながり、進行性前立腺がんの予後改善に寄与することが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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