研究実績の概要 |
計画書に沿った形で、研究を実施し、対象は66眼を用いて、2021年度は非線形アルゴリズムでのデーター解析を実施した。 網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫による急激な視力障害への急性期の治療後の患者の診療体験の早期の情報の利用により、その後に必要となる維持治療期間における1クラス2分類の視機能予後予測のアルゴリズムの作成に取り組んだ。維持治療期間の最高矯正視力が最低で小数視力0.7以上かつ最高で小数視力1.0以上となるグループAとその他のグループBを判別することを目的とした。このアルゴリズムによる分類精度はそれぞれ平均がAccuracyが0.806、Precisionが0.768、Recallが0.772、F-measureが0.752であった。最も大きな業績は分類器の結果を、Matsui, Y., Imamura, K., Ooka, M., Chujo, S., Mase, Y., Matsubara, H., ... & Kondo, M. (2021). Classification of good visual acuity over time in patients with branch retinal vein occlusion with macular edema using support vector machine. Graefe's Archive for Clinical and Experimental Ophthalmology, 1-8.として論文報告ができた。2021年7月11日にAI short lecture、2021年8月22日に東日本RVO up date、2021年11月21日に第2回日本眼科AI学会総会にて前述の論文にて発表した内容について講演。
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