申請者らは、ABCA1遺伝子のプロモーター部分+ルシフェラーゼのプラスミドを作成し、ヒト網膜色素上皮培養細胞(ARPE19)に導入し、この細胞を用いて慶應義塾大学医学部が保有する約1500種類の既存薬ライブラリーを用いてルシフェラーゼアッセイを行いABCA1 activatorのスクリーニングを施行した。候補薬剤についてin vitroでおよびin vivoでの活性効果の確認を予定している。 また、申請者らは、病的血管新生モデル(レーザーCNVモデル)を作成し、380nm(紫)光照射群とコントロール群で血管新生体積の比較を行い、380nm(紫)光が血管新生に抑制的に作用することを見出した。
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