研究課題/領域番号 |
21K17149
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
池畑 直樹 東京医科大学, 医学部, 助教 (50829455)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 閉塞性睡眠時無呼吸症 / 気道評価 / タイトレーション / マルチモダリティ |
研究実績の概要 |
本研究は閉塞性睡眠時無呼吸症患者に対してCTによる顎骨およびMRIによる上気道形態の3D画像、さらにMRIによる気道形態の経時的変化を重ね合わせ、マルチモダリティーかつ4次元的に気道および顎骨形態の変化を評価する。そして閉塞性睡眠時無呼吸症(obstructive sleep apnea; OSA)治療の際に最も重要な顎骨前方移動量(タイトレーション)の定量的な決定法を開発し、OSA治療の予知性及び奏功率の向上を目的とするものである。 現在東京医科大学倫理審査委員会に申請中であり、本臨床研究が承認され次第患者を登録し、実際に研究を進めていく段階である。 これまでに、医用画像解析ソフトであるmimics(materialise社製)および画像解析用コンピューターを購入し、健常被験者によるパイロット実験を施行した。CTおよびMRIの上気道撮影条件の検証および画像解析ソフトによる気道形態の解析手法は習得している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究は前向き介入研究であり、通常の睡眠時無呼吸症診療においては必須ではない検査モダリティであるCT・MRIおよび咽頭内視鏡検査を気道評価のために用いる。現在東京医科大学倫理審査委員会の申請中であるが、前向き介入研究ということもあり、倫理委員会の承認に時間を要している状況である。すでに対面審査は終えており、審査官からは本研究の意義に関して評価は頂いており、承認の最終段階まで到達している。
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今後の研究の推進方策 |
現在申請中である倫理委員会の承認が得られ次第、患者を登録し研究を迅速に開始する。 画像撮影条件や画像解析手法は習得しているため、研究計画の予定通りに遂行する。
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次年度使用額が生じた理由 |
現在まだ本臨床研究の倫理申請が承認されていないため、当該年度に行う予定であったMRI撮影費用が(1件あたり10000円)発生しなかったため、次年度使用額が生じた。 次年度からは倫理申請が承認され次第、患者を登録し迅速に研究を開始する。したがって、各患者のMRI撮影費用として使用する予定である。
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