• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 実施状況報告書

早産児の両親を支援するフォローアップ外来における看護援助開発に向けた基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K17389
研究機関岩手保健医療大学

研究代表者

下野 純平  岩手保健医療大学, 看護学部, 准教授 (00782476)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード早産児 / 新生児外来 / フォローアップ外来 / 両親 / 看護
研究実績の概要

本研究の目的は、早産児がNICU退院後の、両親への看護援助の継続を検討するとともに、新生児外来・フォローアップ外来(以下、フォローアップ外来とする)における看護援助の開発に向け、基礎資料を得ることである。2022年度は以下を行った。
1.フォローアップ外来における看護実践の実態を明らかにするために、2021年度に作成した質問紙を用いて、周産期母子医療センター一覧に、2022年4月時点で掲載されている408施設に研究協力依頼を行った。研究への協力に同意が得られた87施設(21.3%)に544部の調査票を郵送し、225部の回答(回収率41.4%)が得られた。
2.上記1.の分析を行い、得られた研究成果について、選択式回答の分析結果を26th East Asian Forum of Nursing Scholarsにて発表した。また、自由記述の分析結果を日本小児看護学会第33回学術集会に演題登録した。
3.質問紙調査の結果の概略をまとめた。現在、研究協力施設および研究対象者への送付準備を進めている。また、学会誌への投稿を目指し、質問紙調査について論文を執筆している。
4.2023年度に行う面接調査に向け、所属施設の研究倫理審査委員会への申請準備を進めた。具体的には、2021年度に取り組んだ文献検討および2022年度に取り組んだ質問紙調査で得られた成果からのインタビューガイド作成、研究協力依頼施設の検討、そのほか研究倫理審査委員会への申請書類を作成している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

交付申請書に記した実施計画通りに進んでおり、今後も予定通り研究を遂行できる見込みである。

今後の研究の推進方策

交付申請書に記載した研究実施計画に沿って、以下に取り組む。
1.2023年度に実施を計画している面接調査について、①研究倫理審査委員会への申請書類作成および審査申請、②研究対象者の公募をし、③データ収集を行う。
2.2022年度に実施した質問紙調査について、①研究協力施設および研究対象者へ研究結果の概略を送付し、②研究結果の公表(学会発表、学会誌への投稿)を進める。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Follow-up of neonatal intensive care unit discharged infants in outpatient departments to assess the actual conditions of nursing practice2023

    • 著者名/発表者名
      Junpei Shimono, Asako Endo, Kazuhiro Akimoto, Kiyo Hamanaka
    • 学会等名
      26th East Asian Forum of Nursing Scholars
    • 国際学会
  • [学会発表] NICU退院児フォローアップ外来における看護に関する国内文献検討2022

    • 著者名/発表者名
      下野純平、秋本和宏、遠藤麻子、濱中喜代
    • 学会等名
      日本小児看護学会第32回学術集会

URL: 

公開日: 2023-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi