研究課題
高齢者の介護予防において社会交流は重要であるが、その手段としてオンラインを活用したものも増加している。本研究の目的は、機能的近赤外分光法を用いてオンラインにおける個体間の社会的相互関係を定量計測し、人が受ける影響を生理学・心理学的な側面から明らかにすることである。本研究の成果は、オンラインを活用した高齢者の効果的な交流・ケア手法の開発根拠や支援に繋がることが期待される。今年度の計画は、対面とオンラインでの協調活動課題の計測であった。研究の進捗状況と成果は、オンラインでの協調活動課題のほうが前頭前野部について有意に賦活するという結果を得た。
2: おおむね順調に進展している
対面とオンラインでの協調活動課題の計測が行えているから。
計測の継続と解析を行う。
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理学療法群馬
巻: 33 ページ: 15-22