研究課題/領域番号 |
21K17431
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研究機関 | 関西看護医療大学 |
研究代表者 |
古川 秀敏 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (10316177)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 認知症 / 家族介護者 / ソーシャルキャピタル |
研究実績の概要 |
2021年度は、アンケート調査の実施を計画していた。2021年8月より、実施に向けた研究環境の構築を行った。具体的には、統計パッケージソフトSPSSおよびAMOS、G*Powerなどのインストール作業を行い、統計解析が可能なコンピューター環境を構築した。くわえて、アンケート実施のために協力機関のリストを作成し無作為に協力依頼を行う予定としていた。2021年度は全国の地域包括支援センターをターゲットにし、各県から10の地域包括支援センターを無作為に抽出し、リストの作成を行った。しかしながら、2021年末にかけての全国的な新型コロナ感染症の拡大により、協力依頼は断念せざるを得ない状況となった。そこで、2022年度の実施に向けた協力依頼文書の作成等、依頼文書発送の準備を行った。したがって、2021年度に論文発表や学会発表といった研究実績を公表することはできなかった。 ソーシャルキャピタルの介入について、具体的にどのようなことがなされているかを明らかにするため、介入についての国内外の文献を集め抄読した。これらの研究結果より、コンピューターネットワークを用いた介入方法が可能ではないかという考えに至った。2021年度はアンケート調査に注力するものの、一方で、認知症を持つ方の家族介護者と接触し、コンピューターネットワークを用いたソーシャルキャピタル介入の実践に対する興味、実装してほしい機能、その他、介護するご家族にとって必要と思われる機能について調査の準備を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2021年度はアンケート調査の実施を計画していた。しかしながら、2021年末にかけての全国的な新型コロナ感染症の拡大により、協力依頼は断念せざるを得ない状況となった。
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今後の研究の推進方策 |
2021年度はアンケート調査の実施を行う。まず、地域包括支援センター及び訪問看護ステーションをターゲットに協力依頼書の送付を行う予定である。研究依頼に同意いただいた施設に対し、配布可能とされたアンケート用紙を送付し、2022年度中に目標数のアンケート用紙の回収を目指す。早期に回収が可能となった場合、分析作業に移行する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、アンケート用紙の配布を断念せざるを得なかった。2022年度には2021年度に送付できなかった研究協力依頼やアンケート用紙の研究協力機関に送付を行う予定である。
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