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2023 年度 実施状況報告書

在宅高齢者のリンパ浮腫ケアにおける医療職連携モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K17445
研究機関聖泉大学

研究代表者

森本 喜代美  聖泉大学, 看護学部, 教授 (90616046)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード医療職連携 / リンパ浮腫高齢者
研究実績の概要

本課題は在宅高齢者のリンパ浮腫ケアにおける医療職連携モデルを開発することである。第1段階として在宅高齢者のリンパ浮腫ケアに関わる医療職の連携に対するニーズの把握のため、リンパ浮腫ケアに関わる医療職の連携の実際を明らかにすることを研究目的として日本リンパ浮腫治療学会認定のリンパ浮腫療法士(LT)に質問紙調査を行った。その結果、登録されている121名から回答を得た。
回答者の概要として、基盤資格は看護師が77(63.6%)マッサージ師22(18.2%)therapist20(16.5%)であった。連携に関連する質問では64.5%が多職種と連携していると回答し、主に病院の医師や訪問看護師と連携を図っていた。連携内容は受診や入院、退院時の情報提供が最も多く、治療やケアに関する相談、浮腫の程度や評価に関する助言の順に多かった。連携において、医療職は「人材、情報量の不足」と「医師やマッサージ師との連携が困難」と感じていた。また希望や思いに関しては、「医療資源に対する情報の充足」や「共通の連携ツールの活用」へのニーズがあった。「多職種からの助言は貴重」「連携により結果を共有して喜びを共有できる」との回答が多く、リンパ浮腫ケアを実践する医療職は連携することを前向きにとらえていた。今後、医療職連携を推進し、システム化するためには地域の医療資源の情報公開を促進し、共通の連携ツールの活用、改良が必要と考える。
また、記述データからは在宅高齢者へのリンパ浮腫ケアを実践するLTは「他職種のリンパ浮腫に対する理解不足」や「ケア・介入意識の隔たり」を感じながらも、自ら啓発活動をし、他職種と連携を図る努力をしていた。専門的なケアであるが故に医療職間の情報共有は重要であり、地域と病院・外来との連携を円滑に行うため、広くリンパ浮腫ケアの理解を深めるための方策、情報共有ツールの有効活用の必要性が示唆された。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

当初期間を延長して実施している。現在第2段階の医療職モデル案の作成を進め、第3段階の評価の検証を行うための研究倫理審査への申請を準備中である。

今後の研究の推進方策

第1段階の研究結果で得られた数的、記述的データをもとにモデルを作成している。見直し後にそのデータを医療職各職種に依頼し、フォーカスグループインタビューにて意見を統合しモデルの精錬を行っていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究調査費用(依頼文送料、謝金、分析人件費)などが持ち越されたため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Current Status of Collaboration Among Medical Professions Involved in Lymphedema Care for Older Adults Living at Home2024

    • 著者名/発表者名
      森本喜代美
    • 学会等名
      2024 EAFONS
    • 国際学会

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公開日: 2024-12-25  

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