研究課題/領域番号 |
21K17446
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研究機関 | 畿央大学 |
研究代表者 |
田中 陽子 畿央大学, 健康科学部看護医療学科, 講師 (60448727)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 重症心身障害児 / 医療的ケア児 / 愛着形成 / 小児在宅ケア / アセスメントツール / 尺度開発 / 母子保健 |
研究実績の概要 |
在宅小児ケアにおける愛着形成に焦点をあてた支援モデルの構築(研究課題番号:1 8 K 1 7 6 0 9 研究代表者:田中陽子)で明らかになった重症心身障害児とその家族の愛着形成過程を軸に、養育者の愛着形成支援ニーズのアセスメントツール開発をおこない、その信頼性・妥当性を検証することである。 尺度開発のプロセスにおいて、第1段階、在宅重症心身障害児をケアする養育者の愛着形成のアイテムプールおよび下位概念を作成し尺度原案を作成した。第2段階として、重症心身障害児の支援に関する専門家に内容妥当性および表面妥当性を検討し尺度原案修正案を作成した。第3段階として、在宅重症心身障害児をケアする養育者の愛着形成アセスメントツールの項目の統計的検討により項目を抽出中である。 今後はアセスメントツールの信頼性・妥当性を検証していく。 2021年度は第41回日本看護科学学会学術集会にて優秀演題賞の表彰を受けた。国際学会6th International Conference of Global Network of Public Health Nursingにて研究報告を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現時点でプレテストを実施し、アセスメントツールの項目の精選を行っている。
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今後の研究の推進方策 |
2022年度は、抽出した項目の信頼性・妥当性を検証し、在宅重症心身障害児をケアする養育者の愛着形成アセスメントツールを作成する。在宅重症心身障害児をケアする養育者の愛着形成支援について関連要因を明らかにする。
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次年度使用額が生じた理由 |
プレテストのアンケート実施期間を延長したため。
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