| 研究課題/領域番号 |
21K17470
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| 研究機関 | 信州大学 |
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研究代表者 |
北川 孝 信州大学, 学術研究院保健学系, 助教 (10848922)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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| キーワード | 超音波画像 / 筋輝度 / 筋力 / 身体機能 |
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| 研究実績の概要 |
当該年度の前半において、計測に必要な機器の準備・セットアップを行えた。また高齢者フィールドでのデータ収集のための、若年健常者を対象とした予備実験や事前準備等が行えた。当初測定の再現性の担保に苦慮していたが、諸々の工夫を行うことで何とか一定の水準を保つことができるようになった。
準備段階でいくらか懸念されていた測定の精度(対象とする生体組織を的確に捉えられているかどうかの技術)向上に寄与しうる予備的研究については年度内に成果が報告できた。これら測定・実験開始における諸準備は試行錯誤を経て整ってきたところである。
地域在住高齢者を対象としたデータ収集を行う予定であった9月付近で、新型コロナウイルス感染症の流行状況の悪化に伴い、データ収集の測定予定日の直前になってやむを得ず現地でのデータ収集が断念された。年間の中でごく限られた回数で行われている大規模な健診の中でデータ収集を行う予定であったため、次の測定日程については、現在調整中である。高齢者は新型コロナウイルス感染による重症化リスクが若年者と比べて一般に高いため、安全性の確保が優先されたため、致し方ない判断であったかと思われる。測定の状況・環境は多数の高齢者を一同に介して行う計測方法のため、流行状況を鑑みながら安全を第一とし、今後可能なタイミングを見計らって日程を調整し、感染対策等に万全を講じながらデータ収集を試みていくこととする。
またデータ収集ができなかった期間では別途、本テーマに関する内容での文献レビューを改めて網羅的に行った。本成果は現在スコーピングレビュー論文として投稿中であり、より最新かつ多くの先行研究を踏まえた、発展的な研究を遂行できる準備を行うことができた。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当該年度における新型コロナウイルス感染症の流行状況の悪化に伴い、データ収集の測定予定日の直前になってやむを得ず現地でのデータ収集が断念された。次の測定日程については、現在調整中である。高齢者は新型コロナウイルス感染による重症化リスクが若年者と比べて一般に高いため、安全性の確保が優先されたため、致し方ない判断であったかと思われる。
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| 今後の研究の推進方策 |
流行状況を鑑みながら安全を第一とし、今後可能なタイミングを見計らって日程を調整し、感染対策等に万全を講じながらデータ収集を試みていくこととする。状況は依然として流動的なことが予想されるが、少しずつ社会全体におけるさまざまな活動も再開となってきている兆しはあるため、データ計測における感染予防を十二分に考慮することで、次年度の測定は可能となってくることが期待される。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルス感染状況の拡大に伴い、当初の予定通りにデータ収集等が行えなかったため、次年度使用額が生じた。次年度使用額は令和４年度請求額と合わせて、消耗品費などに使用することを検討している。
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