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2021 年度 実施状況報告書

脳卒中下肢麻痺へのボツリヌス療法の歩行改善にむけた新たな治療戦略

研究課題

研究課題/領域番号 21K17478
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

原 貴敏  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (40619889)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
キーワードボツリヌス療法 / 下肢痙縮 / 脳卒中 / エラストグラフィ
研究実績の概要

本研究の推進のために、まずは原点に立て直り、痙縮の評価について検討してみた。我々の検討の結果、既存の痙縮の評価においては、関節周囲の軟部組織や靱帯の廃用的要素や拘縮の要素を拭いきれず、重度の痙縮であればあるほど、その要素が影響する可能性が示唆された。そのため、今回我々は、超音波検査装置を用いて、筋肉の粘弾性を評価し、既存の痙縮の評価との関係性を分析することとした。現在これらのデータの蓄積とデータの分析を実施している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

被験者の選定とデータの蓄積が進んでいる。

今後の研究の推進方策

蓄積したデータを解析し、結果を分析する。加えて、国内外の学会へ発信し、論文としてまとめていく。

次年度使用額が生じた理由

データの集積、分析のための機器整備。また情報収集のために、国内外の学会に出席する予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2022 2021

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件) 図書 (2件)

  • [学会発表] ニューロリハビリテーションの視点から考える脳卒中後痙縮に対するボツリヌス療法2022

    • 著者名/発表者名
      原 貴敏
    • 学会等名
      第13回日本ニューロリハビリテーション学会学術集会
  • [学会発表] 上肢痙縮の治療目標:機能改善か姿勢異常の改善か エビデンスから考える上肢能動的運動機能とバランス機能に対する併用リハビリテーションとボツリヌス療法2022

    • 著者名/発表者名
      原 貴敏
    • 学会等名
      第8回日本ボツリヌス治療学会学術大会
    • 招待講演
  • [学会発表] 上肢痙縮へのボツリヌス毒素治療後のリハビリテーション治療における目標設定 叙述的レビュー2022

    • 著者名/発表者名
      竹川徹 , 山田尚基 , 原貴敏 , 橋本弦太郎 , 濱碧 , 大渕恵 , 渡邉修 , 安保雅博
    • 学会等名
      58回日本リハビリテーション医学会学術集会
  • [図書] 脳卒中理学療法の理論と技術2022

    • 著者名/発表者名
      原 寛美、吉尾 雅春
    • 総ページ数
      544
    • 出版者
      メジカルビュー社
    • ISBN
      9784758320399
  • [図書] 痙縮の治療戦略2021

    • 著者名/発表者名
      柴田徹
    • 総ページ数
      90
    • 出版者
      全日本病院出版会
    • ISBN
      9784865194630

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公開日: 2022-12-28  

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