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2023 年度 研究成果報告書

高齢の慢性心不全患者に対する在宅での神経筋電気刺激法の安全性と効果に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21K17501
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関常葉大学

研究代表者

加藤 倫卓  常葉大学, 健康科学部, 准教授 (80737354)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード神経筋刺激療法 / 虚弱 / 高齢 / 慢性心不全 / 運動機能
研究成果の概要

本研究は、虚弱かつ高齢な慢性心不全(CHF)患者に対する、心臓リハビリテーション(CR)に補助的に行うNMES療法の安全性および有効性を評価することを目的とした。虚弱かつ高齢なCHF患者8名を対象とした。対象は、8週間のCRとNMES療法を併用した後にウォッシュアウト期間を経て、8週間のCR単独を行うシーケンス1と、その逆の順番のシーケンス2にランダムに振り分けられた。NMESは50Hzの周波数で、週5回、1日50分間、両下肢に実施された。NMES期間中に有害事象はなかった。CRにNMES療法を併用した場合、CR単独に比べて、SPPBスコアおよび5回立ち上がり時間が有意に改善した。

自由記述の分野

リハビリテーション

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、心臓リハビリテーションに補助的に行う自宅での神経筋刺激療法が、身体機能を改善し、高齢患者であっても安全に実施できることを示した。このことにより神経筋刺激療法が虚弱かつ高齢な心不全患者の身体機能を改善するための追加の治療オプションとして有効であることが明らかとなった。

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公開日: 2025-01-30  

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