東南アジアの民間企業や障害者団体は、障害者の労働及び雇用を重視しつつある。そこで、東南アジアの人口7割以上を占めるインドネシア、フィリピン、ベトナムにおいて、主要産業の一つである農林水産業に従事する障害者に焦点を当て、特に彼らが持つ知識や経験を整理した。その結果は、大学や障害者団体が発行する研究誌やジャーナル、セミナーで発表した。
一方、障害者が支援を受けながら働くシェルタードワークショップには肯定的および否定的な意見の両方があり、「障害者が開かれた労働市場に移行するプロセス」や「障害者が経営や意思決定に関与する方法」について、さらなる研究が必要であることが明らかになった。
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