研究実績の概要 |
本研究は最終年度に入り、デジタル時代における中国政府のデンタル戦略およびソーシャルメディア利用の個別事例を中心に、学会での口頭発表および論文執筆などの研究成果を積みました。 まず『筑波法政』第91号で査読付き論文・「デジタル時代における中国共産党のガバナンス革新と「政務ニューメディア」の開設」を刊行された。ほかには2023年10月に中国中山大学との共著図書・『2023年度中国インターネットとガバナンスの学術報告書』を刊行した。本報告書は中国、日本、シンガポール、イギリスなどの世界各国のデジタルガバメントの最新動向について考察しました。 学会や研究会での発表活動について、2023年3月8日に早稲田大学現代政治経済研究所で「メディア技術と中国のソーシャルメディア」について口頭報告を行った。2023年5月に北海道大学と中国人民大学の国際学術研究会で「メディア技術と日中のデジタルガバメント」について口頭報告を行った。2023年6月にアジア政経学会で「デジタル時代における中国共産党のガバナンス革新と政務メディアの開設」について口頭報告を行った。また2023年8月に北海道大学と神戸大学の共催研究会で「中国共産党によるソーシャルメディアの情報発信戦略:内政面と外交面の視点」という口頭発表を行った。さらに2023年10月に英語の国際学会(The Asian Conference on Media, Communication & Film (MediAsia2023)) で「: Feminist Movements on Chinese Social Media: Focusing on the Two cases of the #MeToo Movement and the Chizuko Ueno Boom on Weibo」というタイトルの口頭発表を行った。
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