研究課題
日本医科大学付属病院で実施した前立腺超音波画像を用いて、病理学的に高悪性度な前立腺がんを精度高く判別することに成功した。また、PSA などの血液データ等を組み合わせて解析することで、判別精度をさらに上げることができた。本研究は、SpringerNature 社が刊行する英国の学術誌『Scientific Reports』(2022 年 01 月17日付け)に掲載されました。今後実用化に向けさらに研究が進めていく予定である。
2: おおむね順調に進展している
第一段階である前立腺超音波画像に対するAI解析を行った。本研究では、マルチモーダル解析を行うことで、超音波画像の可能性を広げる成果を達成することができた。今後マルチモダールAI解析を介して、新たな前立腺癌診療の可能性を詮索する。
本研究は、高悪性度前立腺がんの早期発見を通して患者さんの負担を軽減するとともに、超音波画像の新たな可能性を開拓し、医療のさらなる発展に貢献すると考えている。今後は、信頼して使用できる医療AIの実用に向けて、さらに研究を進めていく予定である。
今年度は順調に進んでいる。本年度、追加研究を遂行するために、使用を予定している。
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Scientific Reports
巻: - ページ: 860