研究課題
挑戦的研究(開拓)
複雑かつ複合的な社会問題解決のために、「学際」の枠を超えて研究者が社会のステークホルダーと協働し、研究を計画、実施、普及していくトランスディシプリナリー(TD)アプローチが近年求められている。本研究は、各フィールドでのTD研究の方法と評価指標を反復的に比較・検討することにより、その一般化・理論化を図る。そして本研究は、科学が社会に受容されるTD研究の方法論と評価指標を構築することを目指す。
TD研究が奨励される中、その方法論と評価指標を構築する必要性を目標とした課題である。TD研究は複合的な社会問題を解決するために有益な研究とみることができ、評価指標の構築は挑戦的である。着想に至る背景と経緯は明確で、研究構想は合理的である。研究体制、研究計画から実現可能性が高く、社会的波及効果も期待できる。