研究課題/領域番号 |
21K18184
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分26:材料工学およびその関連分野
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
松下 智裕 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (10373523)
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研究分担者 |
松井 文彦 分子科学研究所, 極端紫外光研究施設, 教授 (60324977)
水野 潤 早稲田大学, ナノ・ライフ創新研究機構, 客員上級研究員(研究院客員教授) (60386737)
橋本 由介 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (60872877)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2026-03-31
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研究の概要 |
素材開発においてドーピングは重要な技術であり、ドーパントの原子配列によって素材の性能は大きく異なる。本研究は、電子エネルギー分光器を革新し、研究室レベルの装置で材料中のドーパントの立体原子配列の解析が実現できるようにすることを目的としている。ドーパントの立体原子配列はほとんど研究例がないため、基礎的な半導体からトポロジカル絶縁体などについて測定を行い、ドーパントの原子配列の研究分野を開拓する。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究は、電子エネルギー分析器の開発とラボレベルでのオージェ電子ホログラムの測定を可能とする装置の開発である。材料中のドーパントの原子配列構造の解析がラボレベルで可能になることは極めて魅力的であり、挑戦的といえる。こうした装置が汎用化されると、特に材料関連の研究が活性化され、学術や産業へ大きな貢献をもたらすであろう。
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