研究課題/領域番号 |
21K18187
|
研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分27:化学工学およびその関連分野
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
宮原 稔 京都大学, 工学研究科, 教授 (60200200)
|
研究分担者 |
平出 翔太郎 京都大学, 工学研究科, 助教 (60853207)
渡邉 哲 京都大学, 工学研究科, 准教授 (80402957)
|
研究期間 (年度) |
2021 – 2022
|
研究の概要 |
構造変形を伴うステップ状の吸着挙動を示す金属-有機構造体(MOF)を用いた吸着法は,構造変化を伴うため、吸着熱を含め平衡吸着特性は特異的であり、速度論的にも分離プロセス的にも従来の吸着システムとは大きく異なる。圧力スイング吸着法(PSA)のベンチプラントによる実証実験と精緻なシミュレータによる最適化を実施し、本機構をプロセスも含めて体系的に理解する事を目指す内容である。
|
学術的意義、期待される成果 |
従来とは異なる構造変化を伴うゲート型吸着をするMOFによる圧力スイング吸着法への展開であり、研究計画および準備状況は具体的に進んでおり、ベンチプラントによる実証実験と精緻なシミュレータによる最適化の計画も具体的である。本機構をプロセスも含めて体系的に理解し、新しい吸着分離工学を開拓する挑戦的な内容であり、工学的な成果も期待される。
|