研究課題/領域番号 |
21K18191
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分28:ナノマイクロ科学およびその関連分野
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
新井 豊子 金沢大学, 数物科学系, 教授 (20250235)
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研究分担者 |
富取 正彦 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 名誉教授 (10188790)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2025-03-31
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研究の概要 |
物質の表面状態を高い空間分解能で観察・解析する手法として広く用いられている原子間力顕微鏡において、位相制御した赤外光パルスを表面に照射して探針の振動エネルギーの散逸を高感度に測定することで表面分子の分極変化を検出する新たな実験手法の開発を目指す研究である。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究では、独自の斬新なアイデアでもって、大気圧中にある原子・分子表面から原子レベルの高い空間分解能で分光像を得ようとする挑戦的な内容が提案されている。具体的な研究目標と研究計画が立てられてその実現性は高く、成果は新たな顕微・分光分野を切り開いて、様々なナノ材料の新たな研究領域の開拓につながる大きな波及効果があるものと認められた。
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