研究課題/領域番号 |
21K18218
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分38:農芸化学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
小林 達彦 筑波大学, 生命環境系, 教授 (70221976)
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研究分担者 |
熊野 匠人 筑波大学, 生命環境系, 助教 (70585025)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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研究の概要 |
カテキンは身近な食品である茶に含まれる成分であり、コレステロールなど様々な生理活が報告されている。しかし一方で、カテキンの分解・代謝に関する研究は十分に進められていない状況がある。本研究では、「生体」および「生態」という異なる観点から、カテキン代謝経路の解明にアプローチするものである。さらに、得られた成果に基づき、カテキン代謝産物の高生産系開発を目指している。
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学術的意義、期待される成果 |
身近な食品成分であるカテキンに注目し、生体(腸内微生物)と生態(土壌微生物)という両者の観点から代謝経路の解明を試みるのは、ユニークな取り組みと言えよう。このようなアプローチはカテキンにとどまらず、広く食品由来の生理活性物質の研究に波及効果を及ぼすことも期待できる。将来的な実用的展開についても、ある程度の道筋が見えており、得られる成果に大きな期待が寄せられる。
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