研究課題/領域番号 |
21K18245
|
研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分46:神経科学およびその関連分野
|
研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
岩里 琢治 国立遺伝学研究所, 遺伝形質研究系, 教授 (00311332)
|
研究分担者 |
福田 孝一 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (50253414)
|
研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2025-03-31
|
研究の概要 |
新生児/仔の大脳皮質の発達過程における未熟なシナプス形成や神経回路のリモデリングと精緻化は技術的制約のためライブ観察が困難なこともあり、不明な点が多く残されている。本研究では新生マウスの視床皮質-体性感覚野バレル細胞間シナプスにフォーカスして、生後のシナプスの特徴、回路精緻化に伴う樹状突起の再編成とシナプスの関係、回路精緻化の破綻に伴うシナプス異常を精査する。
|
学術的意義、期待される成果 |
技術的難度が高いこともあって先行研究が少ないフィールドに、独自に開発した細胞標識手法、in vivoイメージング技術、研究分担者の電顕技術を組み合わせて挑み、新たな現象・原理の発見を目指す挑戦的研究である。本研究はこれまでの研究の蓄積と予備実験に基づいてよく練られており、実現可能性も高い。神経科学・発生生物学分野の貴重な知見、医学への波及効果が成果として期待される点で高く評価できる。
|