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2023 年度 研究成果報告書

特定臓器の分子時計を標的かつ遠隔に操作する技術の開発と応用

研究課題

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研究課題/領域番号 21K18249
研究種目

挑戦的研究(開拓)

配分区分基金
審査区分 中区分47:薬学およびその関連分野
研究機関九州大学

研究代表者

大戸 茂弘  九州大学, 薬学研究院, 教授 (00223884)

研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2024-03-31
キーワード分子時計 / 微弱電流刺激 / 遠隔操作 / 標的臓器
研究成果の概要

研究代表者は、光に代えて、点眼による局所作用を介して全身リズムを調整する画期的な技術を開発した。しかし、薬による体内時計の操作は作用が数時間に及ぶことや標的臓器に特異性がない。微弱電流は、医療応用され、ミトコンドリア、ATPなどが作用点として知られている。薬や栄養素に加えて、微弱電流が分子時計の核移行を制御し、体内時計を調節することに成功した。また炎症臓器以外の臓器機能を改善させることで、炎症臓器の炎症を治療する画期的な治療法を考案した。これらの技術を駆使して、「特定臓器の分子時計を標的かつ遠隔に操作する技術の開発」を目指した。

自由記述の分野

時間薬剤学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒトを始めとする多くの哺乳動物の生理機能には、約24時間周期の概日リズムが認められ多くの病気の発症とも関連する。体内時計を調整する方法として、高照度光療法、食事、薬などがある。微弱電流は、医療応用され、ミトコンドリア、ATPなどが作用点として知られている。薬や栄養素に加えて、微弱電流が分子時計の核移行を制御し、体内時計を調節することに成功した。また炎症臓器以外の臓器機能を改善させることで、炎症臓器の炎症を治療する画期的な治療法を考案した。これらの技術を駆使して、「特定臓器の分子時計を標的かつ遠隔に操作する技術の開発」を目指し、特定臓器のリズムを標的に操作することで健康保持増進に貢献する。

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公開日: 2025-01-30  

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