研究課題/領域番号 |
21K18250
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分48:生体の構造と機能およびその関連分野
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
松本 邦夫 金沢大学, がん進展制御研究所, 教授 (90201780)
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研究分担者 |
井上 啓 金沢大学, 新学術創成研究機構, 教授 (50397832)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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研究の概要 |
本研究において、応募者らはHGF受容体であるMETに作用する環状ペプチドを用いた融合蛋白質を作製し、臨床応用の点で障壁となっていた脳血液関門を通過する人工HGF様分子aMD4-TF(トランスフェリン)や半減期の長いaMD4-Fcを作製した。これらの分子の薬効や血中動態の検証を行い、脳梗塞による傷害の神経保護作用や肝炎や肺線維症の抑制効果などを有する新規の医薬品の開発を目指すものである。
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学術的意義、期待される成果 |
HGFが関連する疾患への応用を試みる研究であるが、成功すれば新規の薬物開発手法となり、その波及効果は大きいと考えられ、薬剤にとどまらず環状ペプチドの利用の可能性を大いに広げる提案であり、成果が期待される。
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