研究課題/領域番号 |
21K18270
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分52:内科学一般およびその関連分野
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任教授 (40252457)
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研究分担者 |
入江 潤一郎 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (70306687)
宮下 和季 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師(非常勤) (50378759)
木内 謙一郎 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50528578)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2026-03-31
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研究の概要 |
母の概日リズム障害が、胎盤を通じ、児の将来の疾病発症へつながることを動物モデルで実証する研究である。正常妊娠における胎児発育を応募者が構築する「代謝リズムパネル」で記載する。リズム障害のある母体における胎児発育の変容・撹乱をパネルで記載する。その児の将来の慢性腎臓病と糖尿病発症を評価する。
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学術的意義、期待される成果 |
慢性代謝性疾患への早期介入の生物学的な背景と根拠を明らかにする研究は社会的なインパクトが高い。母の不調が、胎盤を通じて児へ伝わり、これが将来の慢性疾患の原因になるというストーリーは書けても、これを実証するのは簡単ではない。この困難を克服するために、応募者のこれまでの学術成果の凝集と言える代謝リズムパネルを構築・駆使し、適切な課題設定のもとに挑戦する研究である。
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