研究課題
挑戦的研究(開拓)
神経や神経伝達物質と消化管に分布する制御性T細胞(Treg)の機能、局在、動態解析について独自の解析法(2光子顕微鏡)により単一細胞レベルで解析する研究である。日内変動、腸管内外の神経、新たな神経伝達物質とTregの局在・動態について解析し、腸管内における神経細胞の腸管免疫抑制機構を解明することを研究目的としている。
消化管粘膜内のTregの動態、神経との相互作用が明らかになり免疫学的解析により腸管から全身的疾患発症への橋渡しになり得る研究と考えられる。神経系を介し腸管内Tregの制御が出来れば、将来的に新規治療法の開発につながる可能性もあり、医学に与える貢献度は高い。