研究課題
挑戦的研究(開拓)
意識をもつハードウェア(自身の判断に基づいて動作する自律システム)への展開を目指して、応募者のこれまでの研究成果をベースに、原自己(意識を伴わない感覚的・身体的現象)プロセスを、アナログ/デジタル混成集積回路システムのダイナミクスとして実現することを目指した研究である。
提案されている回路の可塑性や入力の多様性などから、従来扱われてこなかった「意識」に関わる現象やシステムの振る舞いを観測・実現できる可能性がある。合目的なシステムとして実現できれば、脳型ハードウェアのブレークスルーにつながる潜在性を持った研究開発であり、挑戦性の高いものとなっている。