研究課題/領域番号 |
21K18308
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
和田 隆広 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (30322564)
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研究分担者 |
池田 和司 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (10262552)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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研究の概要 |
有人宇宙開発において問題となる宇宙酔いに関する研究である.宇宙酔いは発生メカニズムに不明な点が多く, 地上での動揺病(酔い)と違いがある. この研究では,応募者が提案している主観的重力矛盾(SVC)仮説のモデルを, 視覚による垂直方向知覚を含むものに拡張し, 宇宙酔いも統一的に説明できるようにすることを目指す. その有効性を地上実験とパラボリックフライトによる微小重力実験にて検証する.
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学術的意義、期待される成果 |
将来必要となる有人宇宙開発に貢献しうるユニークな研究と考える. 動揺病のモデルの主観的重力矛盾(SVC)仮説を拡張することにより宇宙酔いも統一的に説明できるのか、あるいは宇宙酔いは特殊なものなのかの解明が進むことと考えられる. この研究を通して, 宇宙酔いの解明や防止のための設計など理論・応用両面での学術的な波及効果が見込まれる.
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