研究課題
挑戦的研究(開拓)
高度に機能化した組織・臓器の間で行われる調節により維持される高次の生命機能について、組織・臓器間のシグナル伝達機構を解明するための独立多視点同時高速イメージング法の開発に関する研究が提案されている。これまでに応募者が開発してきた多視点高速イメージングのための顕微鏡をチューニングし、高い時間分解能で同時計測を可能とするイメージング技術の開発が計画されている。
多視点同時高速イメージング顕微鏡の開発により、多臓器イメージングや神経・血管同時イメージングなどを目指した挑戦性の高い研究テーマと言える。本手法により得られる知見は、高次の生命活動が多臓器間のシグナル伝達を介していかに機能維持をしているかが明らかとなる可能性を有し、生命理解の進展に寄与することが期待できる。