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2023 年度 研究成果報告書

超高速度衝突の爆心地: 極限環境経験物質の無飛散回収

研究課題

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研究課題/領域番号 21K18660
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
研究機関神戸大学 (2023)
千葉工業大学 (2021-2022)

研究代表者

黒澤 耕介  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (80616433)

研究分担者 佐藤 雅彦  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任研究員 (50723277)
新原 隆史  岡山理科大学, 理学部, 准教授 (20733679)
富岡 尚敬  国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(高知コア研究所), 主任研究員 (30335418)
研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2024-03-31
キーワード天体衝突 / 隕石 / 衝撃変成 / 鉱物 / 岩石 / 二段式水素ガス衝撃銃 / 衝撃回収 / 顕微観察
研究成果の概要

地球上で発見される隕石のほとんどは程度の差はあるものの過去に天体衝突を経験した痕跡を有している. この痕跡を解読するには宇宙物質内を伝播する衝撃波の素性を知っている必要があるが, 粒界や空隙が無数に存在するため既存のモデルを適用することの妥当性を検証しなければならない. 我々は天然衝突と同様の幾何学条件で, 高速度衝突の衝突直下点極近傍の物質を回収&分析し, 複雑物質に衝撃波が伝播した際の最大圧力と最大温度の分布を復元する方法論を確立した.

自由記述の分野

惑星科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

我が国の小惑星探査はやぶさ, はやぶさ2の成功を受け, 各国で小惑星探査が計画されている. 今後10年から20年にわたって定期的に宇宙試料が地球に持ち帰られるであろう. 我々の手法はこれまで難しかった岩石という複雑物質中に衝撃波が伝播したときに鉱物レベルでどのような応答を示すのか?を実証する唯一無二の実験試料を提供する. 本研究の成果は多額の予算に支えられた小惑星探査計画の科学成果を最大化するために参照されることであろう.

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公開日: 2025-01-30  

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