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2022 年度 研究成果報告書

格子の膨張収縮を生じない高濃度電荷蓄積を実現する高耐久性電極材料の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 21K18815
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分26:材料工学およびその関連分野
研究機関横浜国立大学

研究代表者

藪内 直明  横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授 (80529488)

研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2023-03-31
キーワード蓄電池
研究成果の概要

リチウムの挿入・脱離に伴う格子の膨張収縮に影響する因子について知見を深め、体積変化の抑制を実現する材料科学的方法論確立を目的として研究を遂行した。層状材料は固体中からリチウムを脱離させると、層間距離が減少し、結果として大きな体積変化を生じる。そこで、ホスト構造として立方晶系材料を利用した。Nb5+ やTi4+ といった、d0 イオンを構造中に導入することで岩塩型構造を安定化させることに成功した。多電子レドックスを担うV、まとCoなどを用い材料設計を行った。これらの異なる特徴因子を持った材料の反応機構を比較検討することで、インサーション材料の膨張・収縮を制御するための因子の抽出に成功した。

自由記述の分野

エネルギー化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果はインサーション材料の膨張・収縮を制御するための学術的方法論の確立を行った。これらの知見は次世代の長寿命蓄電池用材料開発の実現に繋がることが期待できる。これらの技術を活用することで、将来における脱炭素社会実現を目指す上で非常に重要な技術となる次世代高性能蓄電池の実現に繋がることが期待できる。

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公開日: 2024-01-30  

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