研究成果の概要 |
クリック重合を駆使して2種類のジアンヒドロ糖 [1,4:3,6-ジアンヒドログリシトール (IS)、マンニトール (IM)]を主骨格としたポリ(ウレタン-チオエーテル)の生物化学的酸素要求量(BOD)を測定し、生分解性に及ぼすジアンヒドロ糖のジアステレオマーの影響を調査した。それらのガラス転移点を測定したところそれぞれ36度と31度であった。この結果から、ジアンヒドロ糖成分を導入することでたポリ(ウレタン-チオエーテル)の高いガラス転移点と生分解性を同時に実現できることがわかった。さらにポリ(ウレタン-チオエーテル)を炭素源に活性汚泥を培養することでその分解酵素や分解菌の探索を検討した。
|