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2023 年度 研究成果報告書

極端な攻撃性の遺伝基盤の解明と家畜化の起源の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 21K19185
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分42:獣医学、畜産学およびその関連分野
研究機関東京農工大学

研究代表者

新村 毅  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (50707023)

研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2024-03-31
キーワード攻撃行動 / カニバリズム / 全ゲノムシークエンス
研究成果の概要

本研究は、我が国が有するユニークで攻撃性の異なる全国のニワトリリソースを用いて、極端に高い攻撃性の遺伝基盤を明らかにすることを目的とした。闘鶏用品種等の特に攻撃性の高い品種を中心とした全ゲノムシークエンスの集団ゲノム解析と脳内遺伝子発現解析(RNA-seq)により、攻撃性を支配している候補遺伝子を抽出し、その分子メカニズムの仮説を提案した。

自由記述の分野

システム行動生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ニワトリは、野鶏から数千年の時を経て家畜化されたものの、ケージというグループサイズの小さな飼育環境において育種改良が重ねられてきたため、野鶏が有していた高い攻撃性は現在の家畜化されたニワトリにおいても残存している。実際に、地鶏生産などにおいても、攻撃行動による斃死率の増加は長年の課題であり、この問題行動の遺伝的改良の基盤を構築することができたという点で意義あるものである。

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公開日: 2025-01-30  

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