本研究は、応募者自身による現象発見に端を発する芽生え期の研究であり完全にオリジナルな研究提案であり探索的性質が強く、導き出される学術的成果は独創的なものとなったと自負する。また、本研究は現象の解析基盤の創出から確立する必要があり、新たなライブセル解析システムを創出する価値があった。さらに本研究の成果は、新規現象の発見という学術的な意義をもたらすとともに、サイトプラスミックフリージング現象を指標とした植物ストレス応答機構の観点からバイオマス増産にも関与する可能性があり、農学分野の発展に寄与する社会的意義が見込まれる。
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