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2022 年度 研究成果報告書

レジリエンスの新基礎医学的理解への挑戦

研究課題

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研究課題/領域番号 21K19351
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分48:生体の構造と機能およびその関連分野
研究機関神戸大学

研究代表者

内匠 透  神戸大学, 医学研究科, 教授 (00222092)

研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2023-03-31
キーワードレジリエンス / リン酸化 / 時計タンパク質
研究成果の概要

時計タンパク質PER2のリン酸化変異により、睡眠・覚醒リズム変異、気分の状態変異(うつ、レジリエンス)を表出するマウスモデルを作製した。リン酸化酵素の阻害剤としては、リチウム(気分安定薬)が知られているが、リン酸化酵素タンパク質の網羅的スクリーニングより、PER2リン酸化の上流として、CMGCリン酸化酵素を同定した。さらに、PER2リン酸化の下流として、PPAR gammaを同定し、PER2リン酸化が睡眠・気分のみならず代謝とも関連することが示唆された。

自由記述の分野

病態医化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在気分障害のマウスモデルとしては、社会的敗北ストレスによるサセプタブルもしくはレジリエンスモデルが知られているが、その分子的基盤は不明である。本レジリエンスモデルマウスは、分子的メカニズムが明らかなモデルマウスで、これまでのモデルとは一線を画する新規マウスモデルである。

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公開日: 2024-01-30  

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