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2022 年度 研究成果報告書

自由行動下・組織特異的な脳―末梢間神経回路の活動解析法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21K19362
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分48:生体の構造と機能およびその関連分野
研究機関生理学研究所

研究代表者

近藤 邦生  生理学研究所, 生体機能調節研究領域, 助教 (90784950)

研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2023-03-31
キーワード脳ー末梢組織間神経回路 / 経シナプス性トレーサー / 仮性狂犬病ウイルス / 自律神経
研究成果の概要

昨今の神経科学の技術進歩にも関わらず、脳と末梢組織の間を結ぶ神経回路の解析は、いまだに進んでいない。本研究では、それぞれの末梢組織を制御する脳―末梢間神経回路の神経活動を自由行動下の動物において計測できる、新しい技術の開発をおこなった。
本研究では、シナプス結合を介して神経細胞間を逆行的に輸送される経シナプス性ウイルストレーサーを用いて、「末梢組織から脳まで移動して、脳の感染細胞に影響を与えず目的遺伝子を発現できる」新しいウイルスベクターの開発を行った。ウイルス遺伝子の発現を人為的に制御することで、ウイルス神経回路内の輸送を時間的に制御することに成功した。

自由記述の分野

神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

心(脳)と体(末梢組織)の相互作用は、紀元前から科学者や哲学者の関心を呼び起こしてきた。このような脳と末梢組織のつながりを解明するためには、脳からそれぞれの末梢組織へ至る神経回路が、「どのような状況において」「どのように活動し」「どの末梢組織の機能を制御するのか」という点を理解する必要がある。本研究は、末梢組織特異的な脳の神経細胞から記録を行うという独自のアプローチを用いて、自由行動動物の脳―末梢組織間の神経回路の活動の計測に取り組むものである。本研究で開発したウイルスベクターと中枢神経系の解析で用いられている様々な手法組み合わせることで、末梢神経系の解析が今後飛躍的に進む事が期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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