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2023 年度 研究成果報告書

主要な心血管疾患に共通する中心的病態、加齢・老化に関する新たな治療標的の同定

研究課題

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研究課題/領域番号 21K19455
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分52:内科学一般およびその関連分野
研究機関順天堂大学

研究代表者

岩田 洋  順天堂大学, 医学部, 准教授 (00451807)

研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2024-03-31
キーワード動脈硬化 / 不整脈 / 弁疾患 / 石灰化 / 炎症
研究成果の概要

本研究計画では、これまで症候学上全く異なるとされていた、動脈硬化性疾患、不整脈、大動脈弁疾患を一つの疾患概念で捉え、横断的にその進行メカニズムを探る、というテーマで開始された。基礎的な検討が十分に行えず、メカニズムの同定や治療標的や治療法の開発までは至らなかったものの、臨床データや症例の末梢血の解析からさまざまな重要な知見が得られ、今後の発展が期待される。特に日本人における慢性炎症の重要性や弁と血管の石灰化メカニズムの違いなど、今回得られた知見をもとに、今後は介入研究や基礎的な研究を進め、高齢化が進行するわが国において重要度を増す、老化に伴う心血管疾患の新たな治療法の開発につなげたい。

自由記述の分野

心血管リモデリング

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、高齢化社会において重要性を増す、加齢性心血管疾患に共通する疾患メカニズムを検討し、新たな治療アプローチを開発して日本の社会に還元することを目指している。研究は道半ばであり、今後も継続して研究を行い、全く新たな治療法を開発することで医療のパラダイムシフトを目指したい。

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公開日: 2025-01-30  

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