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2023 年度 実施状況報告書

新型コロナウイルス感染症患者のケアを行う看護者の動線およびストレス負荷の可視化

研究課題

研究課題/領域番号 21K19620
研究機関弘前大学

研究代表者

冨澤 登志子  弘前大学, 保健学研究科, 教授 (70333705)

研究分担者 花田 裕之  弘前大学, 医学研究科, 教授 (20250615)
太田 一輝  弘前大学, 保健学研究科, 助教 (30868089)
因 直也  弘前大学, 保健学研究科, 助教 (90898793)
研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2025-03-31
キーワード新型コロナウイルス感染症 / 位置情報 / 可視化 / ストレス / 看護
研究実績の概要

A大学の救命センターに勤めるB看護師のうち同意の得られた17名について、位置情報、心拍、気分(POMS)、ストレス(LFHF)についてCOVID19患者の受け持ち時と非COVID19患者受け持ち時を比較した。位置情報については、ゾーニングがしっかりと決まっており、COVID19であるかどうかで比較することはできなかった。主観的評価では、COVID-19患者を受け持つ際のTMDの得点が減少していることから、勤務開始前からストレスを感じており、勤務が終了することでポジティブな気分状態に変化したと考えられる。しかし、PPE装着での勤務は個人差があるが、ストレスレベルが高いと休憩中もストレス値が下がらない傾向があった。個人防護具装着時のケアは少なからず負担を与え、休憩でも十分その改善ができない可能性があり、勤務体制や個々の看護師ごとに負担がないか確認していく必要があることを示唆された。本結果について、第43回日本看護科学学会学術集会にて発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

令和5年度に発表した研究結果について論文作成中であるが、データ量が膨大であり、論文化に時間がかかっている。共同研究者と作業分担しながら論文化にむけ作成している。

今後の研究の推進方策

令和6年度中に学会誌に投稿して論文化を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

学会発表を行ったが、データ量が膨大であり、論文化まで至っていないため、残額が生じた。次年度は論文化のための英文校正料等の費用として使用予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 新型コロナウイルス感染症患者のケアを行う 看護者のストレス負荷2023

    • 著者名/発表者名
      冨澤登志子、太田一輝、因直也
    • 学会等名
      第43回日本看護科学学会学術集会(下関市)

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公開日: 2024-12-25  

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