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2021 年度 実施状況報告書

国際共同臨床研究データの近代的構築と発展 ~最新の情報工学技術の融合による挑戦

研究課題

研究課題/領域番号 21K19647
研究機関広島大学

研究代表者

吉村 健一  広島大学, 病院(医), 教授 (30415517)

研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2024-03-31
キーワード国際共同研究 / データベース構築 / 国際共同臨床試験
研究実績の概要

本研究の主たる目的として、罹患率の低い疾患領域におけるエビデンス創生のため、単一国では罹患率が低く、臨床開発に大きな困難が避けられない疾患領域に対するエビデンス創生の方法に関して、従来からも適用されてきた統計学的アプローチに加え、近年の情報工学技術を積極的に統合することで、エビデンス創生に資するデータベース構築およびその活用を実施する。現在、具体的に本研究計画を応用することを予定するフィールドの要件の整理を行うとともに、その進捗段階に応じて各フィールドで構築すべきデータベースの要求仕様を整理している段階である。具体的なフィールドの1つとして、研究代
表者がコアメンバーの1人となっている日米欧から成る国際プロジェクト(Eur J Cancer 2016; 52:92-10; Lancet Oncol 2017; 18:122-31.)を引き続き予定している。近年発展している情報工学ツールおよび情報工学技術を利活用した上でデータベースの基本設計をまとめることを第一段階の目的として各フィールドで構築すべきデータベースの要求仕様を整理している。昨年度および現時点でも国際的な大きな懸念である新型コロナ(COVID-19)の世界的大流行によって渡航制限が引き続いているが、そのような現時点の状況も考慮し、情報技術を効率的に利活用したシステムの構築を行い、研究の進捗を次年度以降加速させる計画も新たにたてている。次年度以降に研究を加速させることが求められている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

昨年度および現時点でも引き続き、国際的な大きな懸念である新型コロナ(COVID-19)の世界的大流行によって政府、都道府県、および研究代表者の所属する機関による渡航制限がかかっており、国際共同研究として当初予定していた通りの国際共同作業が困難な状況でありそのため進捗が遅れている。

今後の研究の推進方策

昨年度および現時点でも国際的な大きな懸念である新型コロナ(COVID-19)の世界的大流行によって渡航制限が引き続いているが、そのような現時点の状況も考慮し、情報技術を効率的に利活用したシステムの構築を行い、研究の進捗を次年度以降加速させる計画も新たにたてている。

次年度使用額が生じた理由

昨年度および現時点でも国際的な大きな懸念である新型コロナ(COVID-19)の世界的大流行によって渡航制限が引き続いているため、国際共同作業の費用として計上していた渡航費などについて次年度使用額が生じた。

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公開日: 2022-12-28  

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