研究課題/領域番号 |
21K19655
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
川崎 涼子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (30437826)
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研究分担者 |
大西 眞由美 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (60315687)
中尾 理恵子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (80315267)
石松 祐二 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (40533899)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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キーワード | 健診未受診・非受診者 |
研究実績の概要 |
令和3年度は、調査の準備を行う過程で新型コロナウイルス感染症の再拡大やワクチン接種業務の影響を受け、当初予定していた調査について対象地域の変更が必要となった。このため、調査地の再検討を進めながら長崎県内の小値賀町において準備調査を実施した。 小値賀町の国民健康保険加入者の健診受診率は62.2%(2018年度)であり、全国の国民健康保険加入者健診受診率に比べ高い状況にある。準備調査は小値賀町総合体育館において開催された「健康まつり」の機会を活用して実施した。対象は町の40歳以上人口の約5%に相当する男女100人とした。準備調査は町長に文書による説明を行い、小値賀町保健師を通じて調査の企画・実施について調整し内諾を得たうえで研究代表者(川崎)の所属機関の倫理審査による承認を得たのちに実施した。「健康まつり」の事前予約60名に対し54名の参加が得られ、40歳~59歳は19名、60歳以上は34名であった。ソーシャルキャピタルの「信用」、「助合い」、「愛着」について、ポジティブな回答割合が高く、長崎県内の他自治体で実施した同様の調査結果と比較しても、ポジティブな回答割合が高かった。準備調査では、住民との顔合わせの目的もあったが、参加者は町の健康診断受診勧奨活動や健診会場でのボランティア等も行っている者が多かった。感染対策を行いながら本調査を実施する方策について検討する機会となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
令和3年度は、調査の準備を行う過程で新型コロナウイルス感染症の再拡大やワクチン接種業務の影響を受け、当初予定していた調査について対象地域の変更が必要となった。このため、調査地の再検討を進めている。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度は準備調査を実施した小値賀町での本調査実施も含め、新型コロナウイルス感染症流行状況を考慮しつつ調査可能な自治体と調整を図った上で、改めて研究代表者の所属機関の倫理審査を受け、承認を得たのちにデータ収集を実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
調査予定自治体の再検討のため、調査旅費、調査補助者の雇用費用、郵送費の使用が生じなかった。繰越金は令和4年度の調査費用に充てる予定である。
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