研究課題/領域番号 |
21K20170
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0107:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 愛媛大学 (2023) 園田学園女子大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
丹羽 寿美子 愛媛大学, 法文学部, 講師 (30908041)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2024-03-31
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キーワード | 金融政策 / インフレーション / イノベーション / 経済成長 |
研究成果の概要 |
本研究では、新しい研究開発(R&D)に基づく経済成長モデルを開発することにより、金融政策が企業の参入、退出、生き残り活動に及ぼす影響について、主に理論分析を中心に行った。主な結果として、ある一定の条件下では、インフレ率の低下は、ビジネス・ダイナミズムの停滞―参入率・退出率の低下と企業年齢分布の高齢化―をもたらす可能性があることを明らかにした。
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自由記述の分野 |
マクロ経済学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多くの先進国では過去数十年にわたって、企業の参入率、退出率がともに低下傾向であることが観察されている。本研究では、このビジネス・ダイナミズムの停滞の原因を解明するために、既存研究と比して新しい経済成長モデルを構築し、金融政策に関する新たな知見を提示していることから、学術的また社会的意義があるものと考える。
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