• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実績報告書

教師の支援が数学的問題解決の要因と関連プロセスに与える影響の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21K20210
研究機関国士舘大学

研究代表者

清水 優菜  国士舘大学, 文学部, 講師 (40910237)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2024-03-31
キーワード数学教師の支援 / 数学的問題解決
研究実績の概要

Society5.0という新時代の実現に向けて、科学技術の基盤である数学的問題解決を生徒に促すことが、より一層社会において求められている。これまでの研究により、数学的問題解決の要因と関連プロセスが示されてきた。しかし、生徒個人とクラス全体に対する数学教師の支援がどのような影響を与えるのかは未だ明確でない。 そこで、本研究では、①教師の支援を測定できる質問紙尺度の開発、②教師の支援が数学的問題解決の要因と関連プロセスに与える影響の検証を行った。
まず、予備調査として、高校 1年生から3年生約150名を対象としたWeb調査を実施し、数学教師の支援尺度原案の作成を試みた。その結果、63項目からなる数学教師の支援尺度原案を作成した。
次に、本調査として、予備調査とは異なる高校生 1年生から3年生約700人を対象としたWEB調査を実施し、数学教師の支援尺度の妥当性、並びに教師の支援が数学的問題解決の要因と関連プロセスに与える影響の検証を行った。その結果、以下2点の知見が得られた。第一に、「動機づけ支援」(生徒の学習動機づけを向上・改善するような支援)、「思考支援」(生徒の数学的思考を向上・改善するような支援)、「協働学習支援」(生徒がより効果的な協働学習を行うことができるような支援)、「授業風土支援」(教師と生徒、および生徒同士が良好な関係性のもとで授業を受けることができる風土をつくるような支援)、「ICTの活用」(数学学習を改善するために、ICTを活用する支援)の5因子30項目からなる「数学教師の支援尺度」を開発した。第二に、開発した数学教師の支援尺度の中でも、「動機づけ支援」と「思考支援」が、数学学習への認知的な取り組みを促すことで、生徒の数学学力が向上・改善することが示唆された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 算数学力の規定要因とその関連プロセスの検討ーTIMSS2019における日本の小学4年生の2次分析を通してー2024

    • 著者名/発表者名
      清水 優菜
    • 雑誌名

      国士舘人文学

      巻: 14 ページ: 79~94

    • オープンアクセス

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi