社会的意義:コロナ禍以前には2%に過ぎなかったオンライン授業が、感染拡大3ヶ月後には98%までに急増し、コロナ禍後も常態化しつつある。ただ多人数の集中度などをスクリーンから教員が認識するのは対面授業と異なり困難である。受講状況を機械に認識させるという本成果はその課題解決に寄与する。 学術的意義:教員に負わされた受講状況の判断を機械に代替させるために、学生の表情や行動を認識する手法が研究されてきた。しかし、それらの研究では従来の対面授業を対象としたためオンライン環境への適用は困難である。オンライン授業に特化して、学生の集中度を測定するという本成果はその課題解決に寄与する。
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