研究課題/領域番号 |
21K20495
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0401:材料工学、化学工学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
Kamarainen Tero 大阪医科薬科大学, 薬学部, 特任研究員 (20909890)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2024-03-31
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キーワード | Supraparticles / Spray drying / Amyloid nanofibrils / Silver nanowires / Silica nanoparticles / Phytoglycogen / Crumpling |
研究成果の概要 |
超微粒子は、より小さな粒子の構成要素から構成される粒子構造です。我々の研究結果では、タンパク質ナノフィブリルをナノ粒子 (直径 1/10000 ミリメートル未満) と混合し、スプレー乾燥技術を使用して構造化させると、しわ状の超微粒子を作製できることが示されています。より大きなナノ粒子では、しわ状の超微粒子を作製するためにより多くのナノフィブリルが必要でしたが、構成要素の柔らかさとアスペクト比により、ナノフィブリルが超微粒子の形状を変更する傾向が低下しました。ナノフィブリルは、薬物が超微粒子構造に組み込まれた場合、しわのある形状を作製するのに効果的でした。
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自由記述の分野 |
Materials science
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超微粒子は、製薬業界や化学業界など、多くの有望な用途があります。我々の研究結果は、産業関連の粒子形成技術 (スプレー乾燥) を使用してタンパク質ナノフィブリルを超微粒子に組み込むことで、超微粒子の構造を変更する方法に関する知識を広げる。材料の性能は一般にその構造 (構造と特性の関係) と関連しているため、我々の研究結果は、様々な用途で超微粒子の性能を変更するためにすぐに採用できる可能性があります。我々の研究結果は、同様の有用性を持つ可能性のある他のナノフィブリル構成要素に関するさらなる研究の動機にもなりうる。
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