| 研究課題/領域番号 |
21K20687
|
|---|
| 研究種目 |
研究活動スタート支援
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 審査区分 |
0704:神経科学、ブレインサイエンスおよびその関連分野
|
|---|
| 研究機関 | 名古屋大学 |
|---|
研究代表者 |
黄 子庭 名古屋大学, 理学研究科, 特任助教 (00909848)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2023-03-31
|
| キーワード | Decision-making / Associative learning / C. elegans / GPCR kinase / Neural circuit |
|---|
| 研究成果の概要 |
動物は行動目標や経験に基づいて、様々な行動や環境の選択肢の中からどのように選択するのだろうか。等温追跡行動を維持できない変異体のスクリーニングから、Gタンパク質共役型受容体キナーゼ遺伝子のヌル変異を持つ変異体は、培養温度での等温追跡を維持できないことを発見した。 grk-1は神経系に広く発現している。その後の解析により、グルタミン酸作動性介在ニューロンがgrk-1シグナルを通じて等温性トラッキングの維持に部分的に関与していることが判明した。本研究は、動的環境下における目標達成のための精密な感覚運動計算に関する遺伝学的知見を提供するものである。
|
| 自由記述の分野 |
Neuroscience
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
We identify a GPCR kinase involved in the decision-making process to keep tracking along a preferred temperature with food experience. A similar mechanism may share with the reward system in the human brain; therefore, it could serve as a potential medical target for psychiatric disorders.
|
