新鮮凍結遺体5体10肩、および新鮮凍結されたカニクイザル10肩のCT撮影を行った。そのDICOMデータから上腕骨と肩甲骨の三次元骨表面モデルを鋳型とする3次元固定ブロックを、3Dプリンターで(RepRap, Prusai3)で作成できるシステムを構築した。関節窩と上腕骨頭の間に接触圧をかける装置はインストロンを使用した。肩甲骨側は、30度きざみで回転し前後左右に自由に動けるスライドテーブルを作成した。上腕骨側は、屈曲角度、回旋角度を自由にできる治具を作成した。関節窩軟骨欠損を作成するための、3次元ブロックを作成した。関節軟骨欠損と接触圧、接触面積を明らかにするための実験装置が完成した。
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